胚移植ってどんな流れ?実体験をお伝えします。

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こんにちは、日本全国転勤生活を楽しんでいるmaruです。

ついに先日、体外受精胚移植が終わりました。
これから妊娠判定までドキドキしながら過ごす日々です。

ということで今回は胚移植当日の流れ実体験をお伝えします。


一日の流れ
(14時からの施術でした)



朝、昼 抗生物質(薬)の服用

感染予防のため、抗生物質を服用しました。
採卵の時とは違い、食事制限はありませんでした。
お化粧の制限もありませんでしたよ。


13:45 病院受付、問診

先生から移植する胚の説明がありました。

私は凍結胚移植なのですが、胚を凍結する時はグレード4(4BB)だったのに、少し成長してグレード5(5BB)になったそうです。

(すごい、成長することも期待できるんですね!)

このグレード5とは「ふ化中胚盤胞というらしく、胚を覆っている透明帯(卵の殻のようなもの)を破って外に出て行きはじめている状態のことをいうそうです。

私の胚も円形から楕円形に変化していました。

これが飛び出している状態か。
確かに生きてるんだなって思えます^^


14:00 休憩室で準備

施術着にお着替えです。

私が通っているところは不妊治療専門のクリニックなので、同じタイミングで移植をする方が何人もいました。
(待機室は仕切られているのでプライベートは確保されています。)

呼ばれるまでしばらく待機。


14:30 施術

ついに順番です。

手術室に入室し、施術台に座ります。
特に麻酔や血圧測定等もなくスタートしました。

先生が施術をしながら子宮内部のエコーが映されたモニターの様子を説明をしてくれます。

「ここのあたりに胚が出てくるよ」

カテーテルが子宮の中に入り、やがて胚が戻される動きが見てとれました。

一瞬のことで、素人の私にとってみればまるで流れ星


14:40 休憩

施術時間は実質5分くらい、あっという間でした。

すぐに帰っても問題ないということでしたが、少しだけ体を休ませて帰りました。
当日は激しい運動や無理は避けて、普段通り生活をして良いそうです。


感想

お腹の痛みはほとんど感じませんでした。
単純比較はできませんが、私の感覚では痛みも所要時間も人工授精の時と変わらないように思います。

実際に体外受精を体験したわけですが
子宮から卵を取り出して、
受精させて、凍結して、解凍して、お腹に戻す
聞いているだけで私には異次元の世界。

だけど日本の約20人に1人*1のベビーがこの高度生殖医療*2に支えられて誕生しているようです。

振り返ってみると、クリニックにはいつもたくさんの患者さんがいるし、不妊治療に励んでいる友人や親せきも少なくない。納得かもしれません。

妊娠判定は1週間後。
もしダメでも薬を飲んでいるので生理は来ないんだそう。

次回の受診まではドキドキです。
とにかく安静にして、祈ることにしよう。

がんばれ胚!

STAY、お腹にSTAYだ!!

梅干しの梅翁園

*1:厚生労働省「平成 27 年(2015)人口動態統計の年間推計」より

*2:体外受精、顕微授精、凍結胚(卵)を用いた治療