厚労省が企業向けに不妊治療の手引を策定するらしい
こんにちは、日本全国転勤生活を楽しんでいるmaruです。
今週の新聞に不妊治療について企業が支援できるよう
政府が取り組みを始めるという記事が載っていました。
具体的には、仕事と治療の両立を支援するための
企業向けマニュアルやパンフレットを策定して周知するそうです。
どこまで影響力があるかは今後に期待したいところですが、
まずはこの取り組みを歓迎したいです。
私が治療を始めた頃はフルタイム正社員。
治療を始めるまではこんなに頻繁に通院が必要なんて知らなかったし、
仕事との両立には苦労しました。
定時ダッシュの滑り込み診察を終えたら
「あさってもう一回来て」
なんて平気で言われるし(;▽;)
この日のために仕事調整して早く切り上げたのに・・・
そして次の診察は日中しか予約が取れない( ̄▽ ̄;)!!
なんてことがよくありました。
上司には「通院」と伝えていましたが、
「不妊治療のため」
とは、なんだか恥ずかしくて言えませんでした。
結局、色々と気を遣わせてしまったので、しばらくして面談で打ち明けました。
上司も理解を示してくれたし、休みも取りやすい会社だったので
なんとか両立できたと思います。
けれど上司以外には言えず、
定時ダッシュするだけでも申し訳ないと周囲に負い目を感じていました。
職場で理解を求められないのは、
周囲との関係性や仕事でどれだけ成果を残しているかという
個人の問題も多いにあるとは思います。
けれど不妊というのはやっぱり陰のイメージが強いです。
最もプライベートな領域だから、
治療のことを誰にも打ち明けられない夫婦も大勢いる。
そして情報がまだまだオープンでない。
女性の私ですらこんなに知識が乏しかったのに、
男性や世代が違うとなおさらですよね。
なので、不妊治療と仕事の両立を目指す!の第一歩は
正しい知識を得ること、「情報」からだと思います。
このガイドラインやマニュアルができることで情報が浸透して、
本人と周囲との心の距離が少しでも縮まるとイイなと思っています。
2019年度中に完成予定とのことなので、今後に注目です(^з^)