婦人科通院者も安心できない!不妊治療中に発覚した子宮頸がん③

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日本全国転勤生活をしながら不妊治療をしているmaruです。

気力と体力が必要な不妊治療
治療を始めてから体の変化が気になり、なんとなく受けてみた子宮頸がん検査
そしてまさかの“陽性”・・・

当時の状況とこれまでの体験を複数回に分けて綴ります。

これまでのあらすじ
不妊治療(人工授精)で良い結果に恵まれずステップアップを検討するタイミングで夫の転勤が決定。
そして子宮頸がん検査でひっかかり、二次検査もまさかの陽性。
精密検査は転居後の病院で受診することに。

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退職&引越し

3月の後半は、仕事では年度末の事務処理と退職準備、プライベートでは転居の手続きと通院。
全てが同時進行で、振り返ればとてもハードな期間でした。
ですが、その忙しさのおかげで気を紛らわせることができた気もします。
なんとか出勤最終日までには仕事も片付き、綺麗に退職することができました。

さて、問題なのはお引越し。

年度末は移動シーズンということもありますが、今年は特に引越業者が不足していたらしく、年度内の転居ができませんでした。
最短で業者の手配ができたのは4月3日。(荷出日のことです)
そう、4月1日着任の夫は3月中に新天地へ旅立ち、残った私が1人で引越作業&荷出し&退去手続きをすることになったわけです。
わたくし3月ぎりぎりまで出勤していたので、ほとんど引越作業には手を付けていませんでした。

(++)ナンテコッター!

結果、丸4日間あったので問題なくパッキングは完了!
引越も回を重ねるごとに慣れてくるものです。

秋田から函館までは荷物の移動が1週間かかるとさ。
それまでしばらくはホテル暮らしです。


不妊治療クリニック転院

転居に伴い不妊治療のクリニックも移ることになりました。
次は何とか結果に恵まれるようきちんと病院を選びたい、と思いつつもネットの情報だけではいまいち良く分かりません。
そんなとき、たまたま札幌出身の友人と連絡を取り不妊治療の話になりました。友人も本州から実家のある札幌に通い不妊治療をしていたそうです。
その友人からの勧めもあり、私も札幌にある不妊治療専門のクリニックに通うことに決めました。

新しいクリニックには転居移動のタイミングで初めて受診。
先生に子宮頸がん検査で出た結果と精密検査を受ける予定があることを伝えると、
「その状態であれば同時並行頸で治療ができるよ。赤ちゃんができる場所と子宮頚がんの治療をする場所は違うから問題ないよ」
と絵に描いて説明してくれました。

良かった!不妊治療もできる。
そして良い先生で安心しました。


精密検査

函館に到着してから数日後、子宮頸がんの精密検査をするため総合病院を受診しました。
精密検査では、子宮内の組織を採取して病理診断を行い状態を判断するそうです。
問診の後、子宮内で疑いのありそうな細胞を複数箇所採取してもらいました。
時間は10分程度で、部分麻酔もあったので大きな痛みは感じませんでした。

結果は2週間後です。


精密検査の結果

いよいよ精密検査の結果です。

結果は、細胞の配列が乱れた状態”軽度”に該当するものでした。
CIN1(子宮頚部上皮内腫瘍1)と呼ばれるようです。
癌は細胞の異形成→上皮内癌→湿潤癌へと段階を経て進行するそうで今は異形成の軽度の状態。
今後は定期健診で様子を見ることになりました。
次は4カ月後の8月に受診です。

また、その日は子宮内に癌に進みやすいウイルスがいるかどうかの検査もしました。
次の受診時に結果が分かるそうです。


これまで

子宮頸がん検診を受けてから最終的な結果が出るまでおおよそ2カ月。
ひとまず様子見ということで落ち着くことができました。
それでも結果を知ったときの凍りつく瞬間、その恐怖は忘れられません。
子宮頸がんは自覚症状もほとんどないようなので、定期健診ができていない方はぜひ時間を作って検診に行くようにしてくださいね。
もちろん、不妊治療中の方や婦人科に通っている方もです。 り患者は30代が最も多いようです。

つづく
(次回は定期健診後に更新します!)